2012年5月28日月曜日

自分のペースで居場所作り

あるところに、とても穏やかで、何をするにもスローペースな男の子がいました。

五体満足に生まれ、幸せいっぱいだったのですが、

『ふつう』 という壁にぶつかりました。

その子にとっては一生懸命。

でも、周りから 『ふつう』 で比べられると、その子は 『できない子』になってしまいました。

パパもママも、じいちゃんもばあちゃんも、

みんな 『ふつう』 じゃない男の子を悲しみました。

その子を 『ふつう』 にするために、『ふつう』 の学校へ入れました。

その子は、そこで一生懸命頑張ったけど、みんなのペースについていけず、

その子の居場所を作ることができませんでした。

ママも、その場所でその子が 『普通の子と同じ経験をさせてあげたい』と

思いましたが、思い通りにはならず、『ふつう』じゃないことを悲しみました。

それから、その子は 『ふつう』 の学校ではなく、

ゆっくりとできることを増やしていく学校へうつりました。

そこでその子は、学校の優等生になりました。

どうしてでしょう?

その子は、失っていた声も取り戻しました。

やればできるという心も取り戻しました。

『ふつう』 といわれている場所では、その子のペースでは早すぎて、

周りと比べられ過ぎて、いつも悲しい顔をするママの顔を見上げるたび、

その子も悲しい想いをしていたのではないかと・・・勝手ながら思ってしまいます。

その子は、今いる場所で自分の居場所を作ることができたからこそ、

ママの笑顔が増え、嬉しいという気持ちが溢れてきたから

いい方向へとむかっていっているのではないでしょうか?

家族の中で、お母さんが輝いていると、こどもにとってはうれしいものです。

逆に、お母さんが泣いてばかりいると、こどもも悲しいものです。

それはなぜかって???

こどもにとって、おかあさんってかけがえのない存在だから、

大好きだから、お母さんの笑っている顔が大好きなんですよ。

『ふつう』 『ふつうじゃない』

『当たり前』 『当たり前じゃない』

そんなことにとらわれないで、どーんと太陽のような笑顔で、

目の前にいるこどもの心を感じる事ができたらいいなって思います。

その男の子は、何年もかけて、大人になって自立する訓練を


ゆっくりゆっくり

自分のペースで、自分の居場所でしていくと思います。

『みんなちがって、みんないい』 

大好きな言葉です。

固定観念を振り捨てて、柔軟なモノの見方、捉え方ができるように成長したいな(^-^)

私も、私のペースで、私の居場所で(^-^)







2 件のコメント:

  1. 私たちのこと書いてるの???
    ってびっくりしちゃいましたよ~(笑)
    しかも投稿の日付がうちの子の誕生日って!

    なんだかディスティニーを感じてしまう今日この頃です(^^)

    返信削除
  2. ミオさま

    ミオさんとの出会いは、素敵です(^-^)
    ありがとう(^-^)

    返信削除